長野県は海岸線をもたない内陸の県で、釣りの場は千曲川や犀川、天竜川、木曽川などの河川と、諏訪湖、木崎湖、青木湖、野尻湖といった湖沼です。このサイトで今のところ紹介しているのは、県北部の上水内郡信濃町にある野尻湖の1地点です。湖面の標高が654メートルある山の湖で、4月下旬から10月末まではルアー釣り、11月から3月末までは屋形船でのワカサギ釣りが主な楽しみ方です。潮の干満とは無縁の淡水湖なので地点ページに潮位表はなく、長野地方気象台が県北部を対象に出す予報を、独自の加工はせずに原文どおり掲出しています。
9月28日(月)・大潮
掲載している1か所の平均は4.0/5です。指数が高いのは野尻湖です。
各釣り場のページで、気象庁の潮見表と天気予報、時合い、施設の料金・営業時間を確認できます。
掲載している釣り場の主な対象魚の、月ごとの目安(1=低調、5=最盛期)。今月を強調しています。
| 釣り場 | 種類 | 潮位の観測地点 | 気象庁の予報区 | 公式の釣果 |
|---|---|---|---|---|
| 野尻湖 | 湖 | 潮汐なし(湖) | 北部 | — |
県が免許している内水面の共同漁業権は内共第1号から第18号までで、千曲川水系、犀川水系、天竜川水系などの河川と主な湖沼を、31の漁業協同組合が分担して管理しています。野尻湖はそのうち内共第12号にあたり、漁業権をもつのは野尻湖漁業協同組合です。漁場の範囲は湖全体に加え、東北電力の池尻川制水門より上流の池尻川と、古海川の本流および支流までです。漁協の資料では最大水深が38.5メートル、周囲が15.6キロメートルとされ、岸からの釣りのほか、レンタルボートや自分のボートで湖に出る人も多くいます。自分のボートを持ち込むには漁協の登録(NFナンバー)が必要で、登録艇が1日に出られるのは47艇までと案内されています。
県の「釣り(遊漁)のルールとマナー」によると、釣り人は漁業法と水産資源保護法、それに基づく長野県漁業調整規則(令和2年長野県規則第60号)と、各漁協の遊漁規則を守らなければなりません。漁協の漁場では遊漁料を納めて遊漁承認証を受け取り、身につけておく必要があります。調整規則は県内すべての湖沼、河川、ため池に適用され、こいは全長18センチ以下、うなぎは30センチ以下を捕ってはならないことや、潜水や水中銃を使う漁法の禁止などの規定があります。野尻湖漁協の遊漁規則(令和6年1月1日施行)は、竿釣と手釣に限って1人2本以内、日の出から日没までとし、ひめますは全長15センチ以下の採捕を禁じています。細かな決まりは、県と漁協が公開している原文で必ず確かめましょう。
漁協が掲げるルールは、救命胴衣の着用を必須とし、大型遊覧船が通る航路の上での釣りを禁じ、動力船を操る人には免許証の携帯を求めています。琵琶島(弁天島)の南岸より北側は、アイドリング航行にとどめるデッドスローエリアです。遊漁規則で定められた禁止区域は7か所あり、うち2か所は1年を通して、残る5か所は遊泳場として使われる6月15日から9月15日まで釣りができません。場所は漁協の遊漁マップで確かめられます。野尻湖レイクハウスから弁天島にかけては水道管や電線などが湖底に敷かれており、強風や視界の悪い日が多いこと、時期によって水位が下がることにも漁協は注意を促しています。信濃町の防災施設一覧では、漁協のスピンネーカーにあるAEDが緊急時に持ち出せると案内されています。
県内では委員会指示で再放流が禁じられていますが、野尻湖のオオクチバスとコクチバスは2027年3月31日まで解除されています。ブルーギルは対象外で、いずれも生きたまま湖から持ち出せません。
高校生以上は1日券700円、顔写真が必要な年券6,000円です。取扱店か自動券売機で先に買いましょう。券なしで釣っていると、見回りの監視員から1,200円で買うことになります。中学生以下は無料です。
夜の釣りは禁止で、岸からは日の出から日没まで、船は7時から16時までです。ヒメマスは7月と8月が禁漁で、全長15センチ以下のものは持ち帰れません。
遊漁のルールと施設の情報は、次の公式ページで確認しています。潮位は気象庁の潮位表、天気は気象庁の予報です(出典:気象庁ホームページ)。